第94回選抜高校野球大会に出場する大阪桐蔭がコロナ禍で気を引き締めた。18日、西谷浩一監督(52)がオンラインで対応。開幕前日の17日に京都国際が13人の新型コロナウイルス集団感染で出場辞退したことに、「小牧監督は大学の後輩。日ごろから下級生の試合は一番多くやらせてもらっている。非常に仲良くさせてもらっている。残念というか、自分のチームだったら、どういうふうに夏まで持っていくのだろうと」と思いやった。

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京都国際の小牧憲継監督(38)は関大の後輩にあたる。17日夜に心配してメールを入れたという。すぐに「何とか、頑張ってやります」と返信があった。「京都国際さんにとって、すぐに切り替えられないと思います。小牧監督ならば、子どもたちと一緒に頑張ってくれると思っています」と続けた。新型コロナウイルスはオミクロン株が終息せず、社会を苦しめる。

「どこの学校に起こってもおかしくないこと。気をつけてましたけど、さらに(感染対策を)やらなければならないと、子どもたちと話をしております」

優勝候補の大阪桐蔭は、1回戦最後の第6日に鳴門(徳島)と初戦を控える。