大阪桐蔭が快勝で公式戦26連勝にのばした。

1回、2四球で1死一、二塁。丸山一喜内野手(3年)の左前適時打で先制すると、押し出し四球などで、3点を刻み、瞬く間に試合の主導権を握った。

5回には1死二塁で谷口勇人外野手(3年)が右前適時打を放ち、追加点を挙げた。長身185センチで2年生右腕の南恒誠投手が先発し、9回4安打完封勝利をマークした。17日の決勝で履正社との名門対決が決まった。

今春センバツ優勝校の大阪桐蔭が快勝で公式戦26連勝にのばした。1回、2四球で1死一、二塁。丸山一喜内野手(3年)の左前適時打で先制すると、押し出し四球などで、3点を刻み、瞬く間に試合の主導権を握った。5回には1死二塁で谷口勇人外野手(3年)が右前適時打を放ち、追加点を挙げた。長身185センチで2年生右腕の南恒誠投手が先発し、9回4安打完封勝利をマークした。

高校入学後、初完封の南は「投げる力があると分かったけど、甘い部分も出ました」と気を引き締めた。同じ2年生にはセンバツで活躍した前田悠伍投手もいる。「自分たちの代で投げている。同じ投手として負けられない。同じ土俵に立って投げられた」と気合満点だ。最速138キロの速球を軸に、カーブやチェンジアップなど緩い変化球も用いて間合いを外す。夏に向けて貴重な経験を積んだ。

17日の決勝は履正社との甲子園優勝校対決に決定。春夏甲子園連覇を目指す西谷浩一監督(52)は「もともと、力のあるチーム。しっかり、春に1回やらせてもらいたい。岡田先生から多田先生に代わって非常に機動力も使っている。こないだ、見せていただいた。監督が代わられて違うチームになっているのかなと思います」と話した。履正社は19年夏の甲子園優勝に導いた前任の岡田龍生監督(60=現東洋大姫路監督)から、多田晃監督(43)に交代した。17日は注目の大阪頂上決戦になりそうだ。