北北海道代表の旭川大高は10日、第1試合で春センバツ優勝の強豪、大阪桐蔭と対戦する。前日練習では伊丹市内の球場で、フリー打撃やノックなどを行い約2時間体を動かした。広川稜太主将(3年)は「目標としてきた甲子園でプレーできるということで気持ちも高まってきている。自分たちは負ける気持ちは一切ない」と語気を強めた。

絆を力に聖地で勝利を目指す。広川主将をはじめ、4番鶴羽礼一塁手(3年)ら旭川大雪ボーイズ出身選手が8人いる。広川主将は「大雪ボーイズのメンバーと甲子園に来ることができたというのは特別な思いがある。この仲間と甲子園で1勝したい」と思いを口にした。端場雅治監督(53)は「自分たちのやることが100%できて、いい試合ができるのかなという気がする。なんとか終盤まで食らい付いていければ」と話した。