秋季高校野球新潟県大会の決勝は今日26日、ハードオフ新潟で行われ、中越-新潟明訓が対戦する。中越は秋は14年以来8年ぶりの優勝を目指す。04年以来18年ぶり秋Vを狙う新潟明訓だが、その年は中越に勝って県王者になった。両校の決勝対決もその04年以来となる。

中越は県内屈指の右腕エース野本壮大投手(2年)を擁し、新潟明訓には大会26イニング無失点の左腕エース樋口歩夢投手(2年)がいる。準決勝までのチーム防御率は中越が1・80で、新潟明訓は0・47。24日の準決勝ではともに9回投げたが、左右エースの緊迫した投手戦になりそうだ。

ここまでのチーム打率は中越が3割9分4厘で、新潟明訓は3割8分7厘とほぼ互角。中越の本田仁哉監督(46)は大会の手応えを感じている。「向かっていく姿勢を表に出している」とアグレッシブなナインを高評価。新潟明訓の島田修監督(57)は試合を通じてナインの成長を促している。大会のテーマを「取れるアウトを取る。取れる時に(点を)取る」としている。