宮城大会は東北が夏の甲子園優勝の仙台育英に競り勝ち、12年ぶりに優勝を果たした。

仙台育英は王者の意地を見せ、9回2死一、二塁から適時打で1点差に追い上げたが、11年連続26度目の優勝を逃した。4打数無安打の山田脩也主将(2年)は「東北高校が1枚も2枚も上手だった。自分たちのやるべき野球ができなかった」と悔やんだ。須江航監督(39)は「東北大会の本番では今日の自分たちより少しでも強くなれたり、うまくなれるように練習するだけです」と気を引き締めた。