3月センバツ優勝校で今夏の甲子園8強の大阪桐蔭はエース前田悠伍投手(2年)が9回15奪三振3失点の完投で勝利に貢献した。1回から小気味よく発進。2三振を奪うと、その後もテンポ良く三振の山を築いた。2回は3連打で1点を失い、8回は暴投で失点したが力投した。新チームの主将は「(捕手の)南川を信じて低い球を投げ切れた」と話した。15奪三振は「初めて」だという。10月2日から栃木国体にも出場。「何としても国体で優勝したい気持ちがあります」と意気込んだ。