21世紀枠でセンバツに出場する石橋(栃木)が、会津北嶺と2試合練習試合を行った。第2試合はエースの藤巻翔汰投手(2年)が投打で活躍し、14-1で勝利した。

藤巻は「4番投手」でスタメン出場。先発として初回からテンポの良い投球で5回を4安打1失点5奪三振と好投した。4番としても先制適時打を放つなど4打数2安打2打点と打線を引っ張った。

抑えても打っても表情を変えないクールな藤巻は試合後も「ストレートのキレがいまいちだと思う。もう少し改善していきたい」と冷静に分析した。

第1試合は5-7と惜敗したものの、直後のタイブレーク練習では8-1で勝利した。先発した入江祥太投手(1年)は5回を投げ5安打4失点だった。「ピッチングに関してはコントロールは良くなってきているけど、追い込んでから甘い球になってしまうのが課題。タイブレークは1球が本当に大事になってくると実感した。センバツまで短い期間だけど集中してやっていきたい」と話した。