大阪桐蔭がまさかの完封負けを喫した。

履正社の左腕福田の速球に押され、鋭く曲がるスライダーに手を出した。得点圏は2度だけ。6回1死一、二塁は3番徳丸快晴外野手(2年)と代打長沢元外野手(3年)が凡退。8回の1死二塁も上位が倒れた。西谷浩一監督(53)は「打てなかったですね。チャンスを作ることができなかった。(福田は)これまでどこかで崩れることが多かったけど(攻略の糸口になる)点を取れなかった。力負けです。いい投手でした」と脱帽した。公式戦の無得点は15年センバツ敦賀気比(福井)戦以来。府内では10年春の履正社戦までさかのぼる。