U18ワールドカップ（W杯）はスーパーラウンドがスタート。B組2位の日本はA組2位の韓国と初戦。7－1で快勝した。先発の大阪桐蔭・前田悠伍投手が4回を1安打無失点に抑える快投。打線も仙台育英・山田脩也内野手のチーム初本塁打などで7点を奪った。日本は1次ラウンドから持ち越した1勝1敗から2勝1敗とした。


韓国対日本　勝利に貢献した左から日本の知花、山田、尾形（撮影・保坂恭子）
韓国対日本　勝利に貢献した左から日本の知花、山田、尾形（撮影・保坂恭子）

日程と結果



チーム１２３４５６７計
韓国０００００１０１
日本０３０００４Ｘ７

※7イニング制

【日】前田、森、武田

【本】山田

詳細速報


試合経過

【韓国1回】

日本投手は前田。1番をチェンジアップで空振り三振。2番を144キロ直球で二ゴロ。3番を141キロ直球で左飛

【日本1回】

韓国先発は左腕のペ・チャンソン。1番寺地は126キロ打ち上げ中飛。2番山田は146キロ空振り三振。3番緒方は直球打って中飛


【韓国2回】

日本投手は前田。4番を144キロで右飛。5番を124キロで遊ゴロ。6番は144キロで中飛

【日本2回】

4番森田は三振振り逃げ。捕手が一塁へ悪送球。5番中山はスリーバント失敗で三振。6番丸田は一塁内野安打で1死一、二塁。暴投で二、三塁。7番知花が145キロ直球捉え左越え適時三塁打。2点を先制。8番尾形の二ゴロの間に知花が生還し3－0


【韓国3回】

日本投手は前田。7番を145キロ直球で三ゴロ。8番に144キロ打たれ中前安打。9番をチェンジアップで二飛。一走飛び出しており戻れず併殺

【日本3回】

1番寺地は一ゴロ。2番山田は140キロ空振り三振。3番緒方は左飛


【韓国4回】

日本投手は前田。1番を142キロで捕邪飛。2番を141キロで遊飛。3番を一飛。前田の投球数は47

【日本4回】

4番森田は三振。5番中山は一ゴロ。6番丸田は141キロ打って左飛


【韓国5回】

日本投手は2人目の森。4番を142キロで三ゴロ。5番を131キロ落ちる球で空振り三振。6番に145キロ打たれ中前安打。暴投で二進。7番に死球を与え2死一、二塁。8番を145キロで中飛に仕留め無失点

【日本5回】

7番知花は左飛。8番尾形は右前安打。9番橋本はスライダー空振り三振。1番寺地は変化球空振り三振で無得点


【韓国6回】

日本投手は2人目の森。9番を中飛。1番に144キロ打たれ右前安打。2番は送りバント。2死二塁。3番に左前安打され一、三塁。4番に左前適時打され1－3。ここで日本は3人目の武田が登板。5番を三ゴロに仕留め1点で食い止めた

【日本6回】

2番山田が直球捉え今大会チーム初本塁打となる左越えソロ。4－1。3番緒方は中前安打。4番森田が送って1死二塁。暴投で三進。5番中山は四球で1死一、三塁。6番丸田は投ゴロ。三塁走者が挟殺。2死二、三塁。7番知花の中前適時打で2者生還し6－1。さらに連続暴投で2死三塁から8番尾形の右前適時打で7－1


【韓国7回】

日本投手は武田。6番を144キロ直球で遊ゴロ。7番に四球。8番に二塁強襲安打を打たれ一、二塁。9番を捕邪飛。1番を一飛に仕留め試合終了

日本の先発・前田（撮影・柏原誠）
日本の先発・前田（撮影・柏原誠）
日本の先発・前田（撮影・柏原誠）
日本の先発・前田（撮影・柏原誠）
笑顔を見せる日本の先発・前田（撮影・柏原誠）
笑顔を見せる日本の先発・前田（撮影・柏原誠）
ベンチ内でキャッチボールをする日本の先発・前田（撮影・柏原誠）
ベンチ内でキャッチボールをする日本の先発・前田（撮影・柏原誠）
2回、一塁内野安打を放つ丸田（撮影・柏原誠）
2回、一塁内野安打を放つ丸田（撮影・柏原誠）
2回、一塁内野安打を放つ丸田（撮影・柏原誠）
2回、一塁内野安打を放つ丸田（撮影・柏原誠）
韓国対日本　2回裏日本1死一塁、内野安打を放った丸田（撮影・保坂恭子）
韓国対日本　2回裏日本1死一塁、内野安打を放った丸田（撮影・保坂恭子）
2回、知花の三塁打で本塁に向かう丸田（撮影・柏原誠）
2回、知花の三塁打で本塁に向かう丸田（撮影・柏原誠）
2回、左越えに先制2点三塁打を放つ知花慎之助（撮影・柏原誠）
2回、左越えに先制2点三塁打を放つ知花慎之助（撮影・柏原誠）
2回、先制2点三塁打を放った知花（撮影・柏原誠）
2回、先制2点三塁打を放った知花（撮影・柏原誠）
2回、先制2点三塁打を放ちスライディングする知花（撮影・柏原誠）
2回、先制2点三塁打を放ちスライディングする知花（撮影・柏原誠）
2回、先制2点三塁打を放ちポーズを決める知花（撮影・柏原誠）
2回、先制2点三塁打を放ちポーズを決める知花（撮影・柏原誠）
韓国対日本　2回裏日本1死二、三塁で先制し、喜ぶ小林主将（左端）らベンチ（撮影・保坂恭子）
韓国対日本　2回裏日本1死二、三塁で先制し、喜ぶ小林主将（左端）らベンチ（撮影・保坂恭子）
2回、二ゴロで追加点を奪った尾形（撮影・柏原誠）
2回、二ゴロで追加点を奪った尾形（撮影・柏原誠）
4回、大きな左飛を放つ丸田（撮影・柏原誠）
4回、大きな左飛を放つ丸田（撮影・柏原誠）
2番手で登板し力投する日本の森（撮影・柏原誠）
2番手で登板し力投する日本の森（撮影・柏原誠）
ピンチをしのぎ笑顔でベンチに戻る森（撮影・柏原誠）
ピンチをしのぎ笑顔でベンチに戻る森（撮影・柏原誠）
韓国対日本　6回裏日本、先頭で左越えソロ本塁打を放った山田（撮影・保坂恭子）
韓国対日本　6回裏日本、先頭で左越えソロ本塁打を放った山田（撮影・保坂恭子）
韓国対日本　6回裏日本、山田の本塁打に喜ぶスタンドのファン（撮影・保坂恭子）
韓国対日本　6回裏日本、山田の本塁打に喜ぶスタンドのファン（撮影・保坂恭子）
試合後、タッチをかわす前田悠伍（右）と緒方漣（中央（撮影・柏原誠）
試合後、タッチをかわす前田悠伍（右）と緒方漣（中央（撮影・柏原誠）

試合前

韓国対日本　球場入りする日本・馬淵監督（撮影・保坂恭子）
韓国対日本　球場入りする日本・馬淵監督（撮影・保坂恭子）
球場入りする日本・前田（撮影・柏原誠）
球場入りする日本・前田（撮影・柏原誠）
球場入りする日本・前田（撮影・柏原誠）
球場入りする日本・前田（撮影・柏原誠）
韓国対日本　球場入りする日本の左から山田、木村、東恩納（撮影・保坂恭子）
韓国対日本　球場入りする日本の左から山田、木村、東恩納（撮影・保坂恭子）
韓国対日本　球場入りする日本・尾形（撮影・保坂恭子）
韓国対日本　球場入りする日本・尾形（撮影・保坂恭子）
韓国対日本　球場入りする日本の左から高橋、安田（撮影・保坂恭子）
韓国対日本　球場入りする日本の左から高橋、安田（撮影・保坂恭子）
韓国対日本　球場入りする日本・緒方（撮影・保坂恭子）
韓国対日本　球場入りする日本・緒方（撮影・保坂恭子）

日本スタメン

1（一）寺地＝明徳義塾

2（遊）山田＝仙台育英

3（二）緒方＝横浜

4（指）森田＝履正社

5（三）中山＝智弁学園

6（中）丸田＝慶応

7（右）知花＝沖縄尚学

8（捕）尾形＝仙台育英

9（左）橋本＝仙台育英

先発P　前田＝大阪桐蔭


高校日本代表メンバー

【イラスト】U18日本代表メンバー
【イラスト】U18日本代表メンバー

スーパーラウンド勝敗表


チーム試勝敗日本台湾米国韓国オラプエ
日本321－○○●
台湾330－○○○
米国312●●－○
韓国312●●－○
オランダ312○●－●
プエルトリコ312●●○－

※1次ラウンドの同組進出チームとの対戦成績2試合分を持ち越し


大会方式

【組み分け】

A組＝メキシコ（3）韓国（4）台湾（5）オーストラリア（9）プエルトリコ（13）チェコ（15）

B組＝日本（1）米国（2）ベネズエラ（6）オランダ（7）パナマ（11）スペイン（21）

※（）は世界ランク

【レギュレーション】

木製バットが用いられ、1試合7イニング制。8回からタイブレークを採用（無死一、二塁から開始）。1次ラウンド（R）はA、B各組6チームで総当たり戦。各組上位3チームがスーパーRに進出する。1次Rで対戦した同組勝ち上がりチームとの対戦成績を持ち越し、計5試合分で順位決定。上位2チームが決勝へ、3、4位は3位決定戦に進む


日程

【イラスト】U18W杯日程＆結果
【イラスト】U18W杯日程＆結果