13年ぶり4回目出場の北海(北海道)はチーム全員が24年春導入の新基準バットを使用し、作新学院(関東・栃木)との初戦に臨んでいる。

高校野球では24年春から、投手の負担軽減などを目的とした新基準の低反発金属バットが全面的に導入される。飛距離が出にくい特徴があり、解説の東洋大姫路前監督・藤田明彦氏(66)は「大振りが減ってつなぐ意識、センター返しの打撃がかえってくるのでは」と分析した。

2回には大石広那捕手(2年)が遊撃手の横を抜ける左安打を放った。5回まで作新学院のプロ注目右腕、小川哲平投手(2年)を前に1安打に抑えられ、投手戦が続いている。