第106回全国高校野球千葉大会が6日、開幕した。

習志野吹奏楽部、拓大紅陵吹奏楽部200人の演奏に合わせ、日体大柏の六川航選手(3年)を選手先導役に続き、160校(148チーム)が行進した。

「宣誓!」。選手宣誓では、千葉商・麻生陸斗主将の大きな声がZOZOマリンスタジアムに響き渡る。「160校148チームがしのぎを削り、千葉県代表という1枚の切符をかけた夢の舞台への挑戦が今、始まろうとしています。毎日、ユニホームが泥だらけになるまで白球を追い、積み重ねてきた数々の努力が結実すると信じ、練習に打ち込んできました。今、ここに立つことができているのは、家族や先生方の温かい支援、そして何より、切磋琢磨(せっさたくま)しあってきた仲間の存在があるからです。最後の舞台、一球一打に感謝の意を込め、最高の仲間とともに、高校野球の素晴らしさを、未来輝く子どもたちの心に届けられるよう、常に全力でひた向きにプレーすることを誓います」。(全文)

チームメートとともに考えた、という宣誓文。「僕、滑舌が悪いので、みんなに『発音よく!』とアドバイスされた」と、言う通り、ひと言、ひと言、丁寧にハッキリと読み上げた。「100点満点です! 練習通り…いや、それ以上。間違えずに言えたので、とてもよかったと思います!」と、緊張から解かれ、満面の笑を浮かべた。

1番思いを込めた、というのが「未来輝く子どもたちの心に届けられるよう」という文面。千葉大会も、今年は昨年から参加校が5校減った。野球人口減少が叫ばれる中、選手たちは甲子園という夢を追いかけながら、野球の楽しさも伝えていく。麻生は「甲子園が目標。1戦1戦を大切に戦っていきたい」と、締めくくった。

また、開会式後は、習志野吹奏楽部、拓大紅陵吹奏楽部による「千葉県高校野球にエールを送る」演奏会が行われ6曲披露。開会式に花を添えた。

大会は、10日から1回戦が行われ、順調に日程を消化すれば決勝は27日、同球場で行われる。