<全国高校野球選手権:日大三14-4関西>◇19日◇準決勝

 日大三(西東京)が関西(岡山)を破り01年以来10年ぶりの決勝進出を決めた。1-1迎えた7回裏、菅沼賢一内野手(3年)の3ランなどで8点を奪い試合を決めた。

 エース吉永健太朗投手(3年)は5回1死一、二塁でリリーフ登板。三振、内野ゴロでピンチをしのぐと、8回に3点を失ったが逃げ切った。

 小倉全由監督は「2回以降、なかなか点が取れませんでしたが、我慢して我慢してようやく7、8回に取ってくれました。吉永は正直、投げさせたくなかったんですが、良く投げてくれました」とエースをねぎらっていた。

 明日20日の決勝で10年ぶり2度目の優勝をかけ、光星学院(青森)と対戦する。