多良木(熊本)は6日、梅雨前線の影響による激しい雨に泣いた。

 ドラフト候補の最速149キロ右腕、善武士(ぜん・たけし=3年)は登板しなかったが、打線が活発に湧心館を攻めて19-0とリード。なおも攻撃中だった5回表無死一塁で雨のため中断。その後も雨脚が弱まる気配がなく、1時間20分の中断ののち降雨ノーゲームになった。19点も取りながら勝てなかったが、斎藤健二郎監督(65)はサバサバ。「自然現象には勝てない。明日(7日)やるだけ」と冷静に振り返った。