<センバツ高校野球:千葉経大付2-4聖望学園>◇3日◇準決勝

 聖望学園が千葉経大付の先発、斎藤の立ち上がりを攻めた。1回1死から3連続四球で満塁とすると、大塚の二ゴロの間に1点を先制。2回は無死一、三塁から捕手の二塁悪送球と斎藤の暴投で2点を追加した。6回には村田の適時打で1点を加え、流れを大きく引き寄せた。

 投げては大塚が6安打2失点完投。140キロ台の直球にカットボールを織り交ぜ、相手打線に狙い球を絞らせなかった。

 千葉経大付の斎藤は序盤に制球が定まらず、守りが乱れたのも響いた。打線も前半は大塚攻略の糸口をつかめず5回まで無安打。8、9回と1点ずつ返したが反撃が遅すぎた。