センバツで9年ぶり2度目の優勝を果たした沖縄尚学ナインが5日、優勝旗を持って沖縄へ凱旋する。ナインは午前11時30分に宿舎を出発。関西国際空港発の便で午後4時すぎに那覇空港に到着する。

 決勝戦で完封勝利を挙げたエース東浜巨(3年)は「朝の気分は最高でした。夏も記念大会なのでまた戻ってきたいです」と話した。西銘生悟主将(3年)は「追われる立場になったので、これからは日本一と思われるような練習をしたい」と今後の目標を挙げた。選手と監督でのダブル優勝を果たした比嘉公也監督(26)は「選手のメダルを見てもまだ優勝したという実感はわきません。選手には『浮かれることなく謙虚さを持ち続けて練習していこう』と言いました」とまだ実感がわかない様子だった。