常磐大高校(水戸市)の野球部監督(30)が妻とイタリア・フィレンツェの世界遺産地区にある「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」に落書きをした問題で、同校は30日、監督を29日付で解任したと明らかにした。

 坪坂弘教頭によると、監督は新婚旅行でイタリアを訪れたという。

 落書きの写真がインターネットの野球部の応援掲示板などに掲載され、茨城県高校野球連盟に指摘があり発覚した。

 同校は甲子園出場経験はないが、昨年夏の茨城大会で準優勝した強豪。その時のエース、菊池保則投手(18)は高校生ドラフト4巡目で楽天入り。今夏も第15シードで7月12日が初戦だった。