<高校野球熊本大会>◇7日◇2回戦

 蘇陽が8-0の7回コールドで高森を下し、5年ぶりに夏1勝を挙げた。試合を決めたのは1番甲斐靖晃(3年)の一打だった。6回表1死二、三塁から左中間を抜ける3点ランニング本塁打。4月の練習試合で左足の靱帯(じんたい)を切り、1カ月は練習にも参加できなかった。まだスライディングもできない状態だが、必死にダイヤモンドを駆け回った。「三塁手前で(本塁まで)いけるかなと思った。ホームラン?

 はじめてです」と笑顔が弾けた。