<全国高校野球選手権:仙台育英6-5開星>◇11日◇1回戦

 開星(島根)が9回2死無走者から2失策で3点を失い、逆転負けした。初回に1点を先制し、3-3の7回にもエース白根尚貴(2年)のソロなどで2点を勝ち越し。9回2死から安打と死球で一、二塁とされ、遊撃手の失策で1点を失った。さらに満塁の危機も、2番打者を中飛に打ち取りゲームセットと思われたが、中堅手がまさかの落球。2人の走者がかえり、勝ち越された。その裏2死一、二塁と反撃機を作ったが、糸原健斗三塁手(3年)の飛球は相手左翼が好捕。山内弘和監督(34)は「うちはあと1死でゲームセットで落球し、相手はダイビングキャッチでゲームセット。集中力の差というか…」と天を仰いだ。