流通経大が準優勝した86年以来、29年ぶりの4強進出を決めた。

 リーグ戦を通じて初先発の岡田律投手(2年=徳島科学技術)が初回を無失点で切り抜けると、裏の攻撃で2番の本間寛章内野手(3年=聖光学院)が公式戦初本塁打を放って1点を先制。相手失策も絡み、2、3回にも追加点を挙げて逃げ切った。

 5回2/3を4安打6奪三振2失点(自責点1)で勝利投手となった岡田は「朝食がのどを通らないほど緊張しましたが、最低限の仕事はできたかなと思います」と振り返った。