広島経大(広島6大学)が1死満塁からのタイブレークが採用になった延長10回、サヨナラ負けを喫した。

 両チーム無得点のまま、9回を終了。延長10回、先攻の広島経大は吉岡勇輝内野手(3年=自由ケ丘)の犠飛で1点を挙げたが、その裏2死満塁で野村尚樹投手(3年=西田川)がサヨナラの2点打を浴びた。

 先発のドラフト候補、尾仲祐哉(4年=高稜)は8回で降板するまで、毎回の14奪三振。初回に149キロをマークするなど前評判通りの力を見せたが、白星にはつながらず。2年前にも尾仲自身が決勝打を打たれてタイブレークで敗れており「こういう展開のときは、投手は1球をしっかりコーナーに決めなければならないし、打者は1球で仕留めなければ苦しいなと思いました」と悔しさをかみしめた。