ロッテの新外国人、ロエル・サントス外野手(29)が来日初出場した。4回、荻野が無死二塁から遊撃ゴロで進塁打を打てず。5回表の守備から、荻野に替わって中堅の守備にサントスが入った。

 来日初打席は7回。先頭打者で能見と対戦した。初球は走り打ちを試みたが、見逃してストライク。2球目も走り打ちを試みたが、フォークを空振りした。3球目はボールで見逃し。4球目は走り打ちをしなかったが、フォークに空振り三振した。

 第2打席は9回、マテオと対戦した。1ボール2ストライクから内角球に詰まって遊撃ゴロ。走り打ちではなく、普通に打って一塁でアウトになった。

 サントスは試合後「初めての日本の試合で興奮した。安打を打てなかったが、最初の試合に出られてよかった。ファンの熱い声援は聞こえた」と振り返った。

 代名詞の走り打ちについては「毎回やるわけではない。毎回やると守備が前に来る。強いスイング、コンタクトを心掛けている」と打撃理論を語った。

 チーム状態は球団ワーストタイ記録の月間19敗を喫するなど苦戦が続くが「1打席でも、どんどんプレーしてチームの雰囲気を盛り上げたい」と意気込んだ。

 伊東監督は、サントスについて「まだ何とも言えない」と話した。