オリックスが「ルーキー継投」で3年ぶり7連勝とした。先発のドラフト1位山岡は巨人打線を8回1失点に抑えて2連勝の2勝目。9回は4連投だった抑えの平野を休ませ、セットアッパーの同2位黒木が締めて初セーブを挙げた。山岡は「(1回に失点も)修正して投げられた。チームの連勝を止めたくなかった」。黒木は2点差の9回を3人で片付け「意識するとダメ。1イニングを抑えるつもりだった」と振り返った。

 ▼オリックスが5月28日から7連勝。オリックスの7連勝以上は14年6月以来で3年ぶり。また交流戦では開幕6連勝。交流戦の開幕6連勝以上は、07年日本ハム(12連勝)09年ソフトバンク、11年ソフトバンク(10連勝)12年巨人(7連勝)に次いで5度目。過去の4チームはすべて交流戦で優勝している。

 ▼オリックスは勝利投手が山岡で、セーブを記録したのが黒木とともに新人。勝利とセーブの両方を新人が記録したのは、15年8月20日DeNAの○石田、[S]山崎康以来。オリックスでは88年10月4日の○清原、[S]山内、03年7月9日の○マック鈴木、[S]加藤に次いで3度目。