桐蔭横浜大(神奈川)が、東海大北海道に競り負けた。1回に田越義史内野手(2年=高岡商)が1回に先制のソロ本塁打を放ち、5回にも2点を追加。試合の主導権を握ったかに見えたが、5回にソロ本塁打で1点を返され、7回には逆転の2ランを浴びた。斉藤博久監督(51)は「チャンスをつぶしていたのが気になっていたんですが…。ここで1本というところで出なかった」と悔しがった。

 高校時代は通算25発を放ち、175センチ、105キロの体格から「おかわり君」と注目された1年生4番の渡部健人内野手(日本ウェルネス)は「(全国の舞台は)1つのミスで流れが変わると感じた。4番の役割をしっかり果たせるように、秋に向けて、やっていきたいです」と話した。