ロッテの新外国人、ウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)が9日、米国発の航空機で成田空港に来日した。長旅の疲れも見せず「体調はいい。準備はできている」と話した。体重は122キロ前後と、ベストに近い状態だ。

 ソフトバンク、オリックス、楽天に在籍した経験があり、来週には横浜スタジアムで試合があるが「イージーだ」と狭い球場であることを思い出していた。今日10日に入団会見を行いう予定、順調にビザが取得できれば、最速で来週にも試合に臨めそうだ。

 ロッテは57試合で17勝39敗1分けと、パ・リーグの最下位に沈んでいる。新外国人のパラデス、ダフィーはオープン戦で好調だったものの、公式戦に入ってから不調に陥った。「走り打ち」の俊足サントスは加入したものの、12球団最少の27本塁打と長打力不足は深刻な状態。日本で71本塁打を放っている長距離のペーニャが、チームの起爆剤となれるか。