日本ハム大谷の1軍復帰の最終判断は、23日楽天戦(札幌ドーム)当日まで持ち越しとなりそうだ。栗山監督は「間違いなく1軍の試合に出られるまで近づいている」と説明。21日は札幌ドームでの全体練習後に面談も行った。「ギリギリまで考える。まだ確認ができていないところもある。全ては昨日、今日の回復具合」と、前日20日に続いて言葉は慎重に選んだが、前向きな内容に変わった。

 この日の大谷は人工芝でスパイクを履き、左右のステップを踏んで動作確認などをした。「(復帰時の起用は野手で)スタメンにと、監督は考えると思う。求められたところで結果が出せるようにやりたい」と話した。再開できていないベースランニングなどの不安点もあるが、チームの休日明けとなる23日に肉離れを起こした左太もも裏などの状態が後退しなければ、再登録となる可能性は十分ある。