巨人は7月31日、都内の球団事務所でスカウト会議を行った。甲子園出場がかなわなかった高校通算107本塁打の早実・清宮幸太郎内野手(3年)について岡崎スカウト部長は「トップクラスは間違いない」と不変の高評価。ヤクルト戦に向け、静岡入りした高橋監督も「力があるだけじゃ、距離は出ない。飛ばすコツを持っている」。まだ進路を表明していないが、プロ志望なら1位候補約10人の中で最上位の軸に据えられることに変わりはない。

 また神奈川県大会で大会新記録となる4戦連発を放った横浜・増田珠外野手(3年)も評価は高い。岡崎同部長は「外野手としては西浦(明徳義塾)とともに元々トップクラスの評価。清宮、安田(履正社)、増田の3人は1位でもおかしくない力はある」と話した。