ロッテ酒居知史投手(24)が7回10安打3失点(自責2)で3勝目を挙げた。

 雨が降る中、毎回走者を出したが、粘り強く投げ、ビッグイニングを作らなかった。

 グラウンド整備後の6回、雨脚が強くなり、先頭に四球。そこから1点を失ったことには「乗っていくのとは違う状況で、自分でテンポを作ることを、もっともっと勉強しないといけない」と、反省も忘れなかった。7回は打球を左足に受け、一時勝ち越しを許し、なお1死満塁を招いたが、後続を抑えた。その裏のペーニャの逆転2ランで白星を手にし、「ペーニャさまさまです」と感謝した

 伊東監督は「(7回は)最後まで行かせようと。それだけの投球だった。自信になるでしょう」と、124球の投球をねぎらった。