【セ・リーグ】

◆広島3連勝、今季最多タイ貯金29 ヤクルト7連敗

<ヤクルト2-9広島>◇3日◇神宮

 ヤクルトは1回にバレンティンの適時打で先制したものの、先発山中が2回に松山にソロ、会沢に2ランを食らい、逆転を許す。

 広島は4回に岡田の適時打などで3点を追加。6回には会沢のこの日2本目のソロで加点する。ヤクルトは4回途中で継投に入る。

 広島はリードを守り3連勝で貯金を今季最多タイの29とした。先発岡田は12勝目。ヤクルトは7連敗で借金は41となった。山中が6敗目。

◆DeNA浜口9勝!巨人と投手戦制し再び1・5差

<DeNA1-0巨人>◇3日◇横浜

 DeNA先発は浜口、巨人は中4日でマイコラスが先発。両投手とも立ち上がりから直球が走り、3回まで両軍無得点。

 中盤も両投手が好投した。マイコラスは角度ある直球とカーブが有効。浜口も緩急を駆使し、ともに6回まで無失点。

 DeNAは8回、巨人2番手マシソンを攻め1死一、三塁とし柴田が犠飛。連敗を3で止め4位巨人とのゲーム差を1・5とした。浜口は9勝目、山崎康は22セーブ。巨人マシソンは3敗目。

◆中日小笠原が4勝目、阪神メンドーサは移籍初黒星

<阪神2-4中日>◇3日◇甲子園

 阪神メンドーサ、中日小笠原の両先発の投げ合い。ともに得点圏に走者を進めたが、序盤は無失点の立ち上がり。

 中日は4回、ゲレーロの33号2ランで先制した。阪神は5回、上本が7号ソロ。6回は福留が適時打を放ち、同点に追いついた。

 中日は7回、武山の適時打などで2点を勝ち越し。継投で逃げ切り連敗を2で止めた。小笠原が4勝目。 田島は31セーブ目。阪神の連勝は5で止まった。メンドーサは移籍初黒星。

【パ・リーグ】

◆日本ハム宮西4勝&増井20S、ロッテ二木は8敗目

<ロッテ2-5日本ハム>◇3日◇ZOZOマリン

 日本ハムは1回に大谷の中前適時打と中田の中越え適時二塁打で2点を先制。ロッテは3回に角中の2点適時二塁打で追い付いた。

 中盤は6回まで両チーム無得点で、2-2のまま終盤へ。日本ハム石川直は5回2失点で降板。ロッテ二木は2回以降無失点。

 日本ハムは7回2死一、三塁から、石井一が右翼席に勝ち越し3ランを放ち、連敗を3で止めた。日本ハム宮西は4勝目、増井は2年ぶりの20セーブ。ロッテ二木は8敗目。

◆オリックス逆転で連勝、金田2勝 西武ウルフ4敗

<オリックス11-6西武>◇3日◇京セラドーム大阪

 西武が初回に1点を先制も、オリックスはその裏に2点を奪い逆転。再び1点を追った3回、吉田正の10号3ランで再逆転した。

 オリックスが5回に3点を追加。2死満塁でマレーロが走者一掃の右中間二塁打を放った。西武打線は中盤は無安打無得点。

 西武は7回、代打・坂田の3ランで2点差に迫るも、オリックスはその裏に安達の3点打で突き放して連勝を決めた。オリックス金田2勝目、西武ウルフは4敗目。

◆ソフトバンクがサヨナラ勝ち 楽天は10連敗

<ソフトバンク1-0楽天>◇3日◇ヤフオクドーム

 楽天は3回無死二塁のチャンスで得点できず、3回まで無得点。ソフトバンクも則本の前に3回まで5三振を喫し、得点を奪えず。

 楽天は6回まで和田に3安打に抑えられ、無得点。ソフトバンクも則本から6回までわずか2安打。0-0で終盤に突入した。

 ソフトバンクは9回に2死一、二塁からデスパイネが中前にサヨナラ打。ソフトバンクは4連勝。楽天は引き分けを挟み10連敗。