阪神大和は左足首捻挫の影響を感じさせず、CS初戦でマルチ安打スタートを切った。7番遊撃で先発。まずは2回2死から井納の低めフォークに食らいつき、チーム初安打となる中前打を落とした。2点リードした後の6回2死からは三遊間を破り、左打席で2安打を記録。「それなりにはできたんじゃないかなとは思います」と充実感を漂わせた。

 5日中日戦の遊撃守備中に患部を負傷し、レギュラーシーズン最終戦となった10日中日戦は代打出場のみで守備には就かなかった。回復具合が心配される中、ポストシーズン初戦でスタメン復帰。「そんなに(今までと)変わらなかったと思います」と本人が振り返った通り、遊撃守備でも違和感のない動きを披露。今後もスタメン起用が続きそうだ。