宮本2世になる。ヤクルトから6位指名された奈良学園大・宮本丈内野手(22)が30日、奈良・生駒郡内の同校で指名あいさつを受けた。

 大学日本代表の正遊撃手として活躍し、近畿学生リーグでは通算107安打を記録。ノーステップに近いタイミングの取り方でロッテ角中のようにホームベースに近づいて立つ独特の打法で、16年の全日本大学選手権では神宮で2本塁打とパンチ力のある打撃が持ち味だ。

 指名あいさつ後は名字が同じ憧れの宮本ヘッドコーチに教えを受けたいと話し、「動画とかで見たりして、異次元の人というか雲の上の人。ヘッドコーチになられて、教えてもらえるなんて想像ができない。球界トップの守備の人だと思うし、どういう感覚でやっているのか教えてほしい」と弟子入りを熱望した。