阪神金本知憲監督(49)が来季2年目を迎える小野泰己投手(23)を絶賛した。ブルペンに足を運び、投手陣の投球をチェック。外角低めの力強い速球を投げる右腕に、熱視線を送った。

 「今日は小野でしょう。いいボールを投げていた。たまにシュート回転や低めのボールが垂れることはあるが、ある程度の高さにきた時は、スピンが効いている。来年は楽しみですね」。プロ1年目の今季は15試合に登板し、2勝7敗。打線の援護を得られない試合があり、勝ち運に恵まれなかった。指揮官は春季キャンプでキレのある直球にほれ込み、1軍で先発のチャンスを与え続けた。2年目もさらなる飛躍を期待した。