巨人高橋由伸監督(42)が、「練習量1・5倍キャンプ」の成果に期待した。宮崎での秋季キャンプ5日目の5日も、午前8時半の野手陣が早出特打から約1000スイングの振り込みを実施した。居残り特打を中堅方向から見守った高橋監督は「大西さん(外野守備走塁コーチ)と外野の守備を見ていました。3人守っていたので。一応、僕もどちらかといえばそっちが専門なので(笑い)。あとは、守っている中で意外と打球が伸びるのかな、伸びないのかな、というのもあるのでね。たまには見る位置も変えてということです」と、打者の打球をいろんな位置から確認していた。

 6日には、今キャンプ初の練習試合を実施する。「今やっていることが、少しでも成果として出てほしいなというところですよね。それが自信にもなるかもしれないし。しんどい時期での試合だけれども、少しでも結果が出てほしいかなと思います」と、選手たちの活躍を願っていた。