夢は、東MAX!? DeNAドラフト1位の立命大・東克樹投手(21)が15日、京都市内のホテルで契約金1億円、年俸1500万円で仮契約を結んだ。「先発としてローテの6枚目に入って、10勝したい。そして、新人王。20年ぐらいやれる選手になりたい」と目標を明確に定めた。大学日本代表にも名を連ねる左腕。20年の東京五輪に向け「自分の体的にもいい状態で迎える。やれるなら、日の丸を背負いたい」と青写真は壮大である。

 チームには石田、今永、浜口ら同じ先発左腕が多く在籍する。「今永さんの直球のキレ、浜口さんのチェンジアップ。学べることは多いと思う。遠慮せずに聞いていきたい」と“売れる”ためのヒントをつかむ。ラミレス監督が「来年優勝するために必要な最後のピースになってくれる」と期待する「ハマの東MAX」。札束で汗を拭う? ほどの大物へ成長する。