秋季キャンプ中に右肩に違和感を覚えた阪神藤浪が、年内ノースローの方針を示した。23日、健康診断を受けるため甲子園のクラブハウスを訪れ、オフについて「感覚を忘れたくないんで(年明けに)キャッチボールくらいはすると思う」と方針を口にした。例年通り来季に入っていけそうかとの問いかけには「そうですね」と話し、軽傷であることをうかがわせた。これまでも12月はボールを使った練習をあまり行わないため、2月の春季キャンプまでに支障はなさそうだ。

 藤浪は秋季キャンプ終盤で同箇所の違和感を覚え、先発予定だった18日練習試合の登板を回避。キャンプ最終日には「肩が痛くなってしまって…。投げられないことはなかったけど、不調でした。ただ、その他はしっかりできて良かった」と話していた。