巨人石川慎吾外野手(24)が27日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1500万円増の年俸2500万円で更改した。

 移籍1年目の今季は自己最多の99試合に出場し、打率2割4分5厘、5本塁打をマーク。6月25日中日戦(東京ドーム)では9回に代打で登場し、自身プロ初のサヨナラ打を決めた。

 「周りは『よくやった』と言ってくれる人しかいないけど、自分の中ではいいことは、ほんの一握り。悔しい、悲しい思いが大半を占めている。いいことは1軍にフルでいられたことぐらいです」と振り返った。球団ワーストを更新した13連敗にも触れ「もうあんな思いはしたくない。そのためには練習をするしかない」と話した。

 立岡宗一郎外野手(27)は現状維持の年俸2900万円でサインした。(金額は推定)