侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が30日、都内のホテルで行われた「ニッポン放送 ショウアップナイターCONFERENCE 2018」に、巨人坂本勇人内野手(28)DeNA山崎康晃投手(25)とゲストとしてトークショーに参加した。

 16日に行われた稲葉監督の初陣「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」の韓国戦を振り返り、1点を追う9回に山崎康を起用したことについて、稲葉監督は「ヤスアキジャンプで流れを変えて欲しいと」と話した。

 実際、山崎康が9回を無失点に抑えると、9回裏に追い付き、延長10回に3失点しながらもサヨナラ勝ちを収めた。自身の現役時代にはファンの「稲葉ジャンプ」を後押しに活躍しただけに「ああいうジャンプは球場の雰囲気を変えてくれますんでね」と、ズバリ的中した起用だったと振り返った。

 稲葉監督は2020年東京五輪のメンバーにも言及。隣に座る坂本勇について「バランスが大事。いろんな経験をしたベテランが大事。WBCを2度経験している。必要になってくる選手かな」と話した。坂本勇も「精進します」と期待に応える意欲を示した。