巨人が中日を退団した今季本塁打王のアレックス・ゲレーロ内野手(31)の獲得への動きを本格化させる。これまで調査を続けてきたが2日、残留交渉を行っていた中日から退団が発表され、交渉が可能となった。鹿取GMは「ゲレーロに限らず、いろいろな調査をしている」と話すにとどめたが、今季チーム最多本塁打はマギーの18本と、大砲不足は顕著。広いナゴヤドームを本拠地としながら35本塁打を放ったゲレーロへの評価は高い。

 また保留者名簿を外れたマイルズ・マイコラス投手(29)とは残留交渉を続けているが、米メジャーからの人気も高く、残留は不透明。来日2年目は1軍出場なしに終わったギャレット・ジョーンズ外野手(36)は今季限りで退団する。