巨人戸根が母の母国フィリピンでの自主トレで、ハングリー精神を養った。

 昨年12月上旬から約3週間滞在。ゴミの山の上を歩く子どもたちなど、日本では見られない光景を目にし「生きるために生活していた。自ら行動しないと生きていけない世界」と感じた。現地では野球教室も開催。「遠投で90メートル投げる大学生もいた。もっと野球が普及して、フィリピンからいい選手が出てきてほしい」と今後の発展を願った。