ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(33)が28日、米国発の航空機で来日した。

 今季はヤクルト入団8年目で、外国人選手としてはラミレス(現DeNA監督)を抜く最長在籍記録となる。「1年目に来たときにはここまでヤクルトで長くプレーするとは思っていなかった。あと2、3年はここでプレーしたい。まずはけがしないように、143試合プレーすることが第一。その上で本塁打を30本以上、打率3割をもう1回打ちたい」と意気込んだ。

 16年7月に死球を受け、乱闘騒ぎを起こしたアルメンゴ投手(当時の登録名はジョーダン)が、今季は中日から移籍加入した。「チームメートになって彼から電話をもらった。2、3年前のことは野球の一部として、真剣勝負としてあるもの。お互いチームのために頑張ろうと言った」。過去のことは水に流し、協力態勢でシーズンに臨む。