広島打線が爆発した。3回までに2桁安打を記録する11安打を放ち、9得点を挙げた。西武先発の多和田をオープン戦ながら3回途中にKOした。

 1回、2回と1点を奪った広島打線が3回につながった。先頭の下水流から松山、新井の3連打で満塁とすると、5番会沢も中前適時打で続いた。さらに堂林の遊撃強襲の2点適時打で5連打となった。

 9番美間が2死一、三塁から左中間へ2点適時二塁打を放つと、代打鈴木は多和田の98キロカーブを完璧に捉えて左翼席中段に運んだ。西武は球数が62球に達した多和田に代えて、小石を投入した。広島はこの回、打者11人8安打を集中させて7得点を奪った。