西武菊池雄星投手(26)はオープン戦初登板で先発し、3回3安打1失点だった。

 初回先頭の今宮に10球粘られ、四球を与えた。味方の失策もあり無死満塁を招き、4番柳田には押し出しの四球を与えた。なお満塁のピンチが続いたが、後続は断った。

 降板後は開口一番、「なんとか、しのいだ感じですね」と率直に話した。3回までに70球を要したが、ピンチでも、あえてフォーク、カーブを積極的に投じた。「1点取られてから切り替えられたのは収穫です。(フォークは)抜ける球も多くて、ヒットも打たれたけど、内野ゴロや三振も取れた。引き続き、練習していきたい」と、精度向上に取り組んでいるフォークについて振り返った。