巨人上原浩治投手(42=カブス)が16日、川崎市のジャイアンツ球場でブルペン投球を行った。2軍の全体練習でウオーミングアップを完了させると、屋外ブルペンで30球を投げ込んだ。約半数、スプリットを投げて軌道を確認。

 「まだまだマウンドとボールの感覚が慣れていないので、1日でも長くというか多く入りたいというのがあるので、自分の投げる調整との兼ね合いを考えて、今日だったら入れるかなと思って」と話した。

 ブルペンではプレートの一塁側を使い、左足をクロス気味に踏み出して投球する。「向こうに行った時からやっていますから。意図はいろいろありますけど、あまり教えたくはないので」と話すにとどめた。

 17日には3度目のフリー打撃に登板する予定。順調に調整が進めば19日にも1軍本隊に合流し、20日の日本ハムとのオープン戦(東京ドーム)が復帰登板となる見込み。