国学院大・小川龍成内野手(2年=前橋育英)が、決勝の適時打を放った。同点の9回2死二塁、カウント1-2と追い込まれながら、シンカーを左翼線にはじき返した。

 「今日は全体的にいいところがなかったので、何とか食らいついていこうと。当てただけでしたが、いいところに飛んだ」と殊勲の一打を振り返った。鳥山泰孝監督(42)は「2ストライクから、粘り強く打った」と評価した。