中日松坂大輔投手が4日、米大リーグ・マリナーズの会長付特別補佐に就任し、来年以降の現役続行も報道されたイチロー外野手との直接対決を熱望した。

 マリナーズは19年、日本でアスレチックスと開幕戦を行う。その開幕戦の前に行われるであろう練習試合などで対戦できるかも、と問われると「喜んで投げたい」と、笑顔で語った。

 「球団からああいう形でサポートをお願いされることは、自分もメジャー経験しているので、ものすごいことだと思う。イチローさんの実績、功績の表れだと思う。プレーをできる状況も残している。来年の開幕のメンバーには名を連ねると思っています」と、エールを送った。

 松坂はルーキーイヤーの99年5月16日のオリックス戦に先発した際にイチローと初対戦。3連続奪三振、1四球とほぼ完璧に抑え、「(プロとしてやっていく)自信が確信に変わってきました」と名言を残した。果たして、レジェンドVSレジェンドが実現するか。