阪神は6日、出場選手登録を抹消された上本博紀内野手(31)の診断を発表した。

 この日の試合中に兵庫・西宮市内の球場クラブハウスでチームドクターによる診察を受け「左膝前十字靱帯(じんたい)損傷の恐れがある」と診断された。近日中に精密検査を受ける。

 上本は5日中日戦(甲子園)で1回に二盗に成功した際に負傷。ベースに滑り込んだ際、左膝をひねったとみられる。担架に乗って一塁側ベンチへ。車いすを押されてクラブハウスに下がり、兵庫・尼崎市内の病院に向かった。同日の試合後、金本監督は「心配ですし、痛いですね」と話していた。ここまで20試合に出場し打率4割2分2厘、1本塁打、4盗塁と好調をキープ。打線を引っ張っていた。