巨人坂本勇人内野手(29)が、2戦連発となる先頭打者本塁打を放った。

 初回フルカウントからの7球目、西武先発ウルフの真ん中やや外寄りの142キロを右翼席最前段へ運んだ。前日9日西武戦では逆転3ラン。「フォローまでしっかり、強いスイングができました」と納得の先制の8号ソロで試合の主導権をつかんだ。

 先頭打者本塁打は14年7月30日DeNA戦以来4年ぶり。球団1位柴田勲の25本、2位高田繁の20本、3位仁志敏久の19本に次ぎ、歴代4位の16本目となった。「打ててよかった。終盤に点が取れるのはすごく大事なこと。強いチームはそういうのが多いので」と自身の1発より、チームのサヨナラ勝ちを喜んだ。