ソフトバンクからトレードで入団した広島曽根海成内野手(23)が27日、マツダスタジアムで入団会見に臨んだ。

 赤いネクタイを巻いて会見場に現れた曽根は「ずっと黒いユニホームしか着ていなかったけど、昨日着てみて意外と似合っていたので良かった。自分の持ち味は守備と走塁と思っているので、そこをアピールしていきたい。広島カープの二遊間には、田中さん、菊池さん、お手本となる選手なので追いつけるように、追い越せるようにやっていきたい。一からではなく、ゼロからのスタートと思って必死にアピールしていきたいと思います」と決意を語った。

 13年育成選手ドラフト3位でソフトバンクに入団。17年には1軍デビューし、2試合に出場した。俊足と強肩を持ち味とする内野手で、外野に加え、捕手もできる。ソフトバンクでは今季1軍出場はなく、2軍では39試合に出場し、打率3割1分6厘、8打点、4盗塁。背番号は59に決まった。