歌手氷川きよしが31日、東京・神宮球場で、プロ野球ヤクルト-広島戦の始球式を行った。

 始球式は5回目で、ヤクルト戦は3年連続。ヤクルト小川泰弘投手と先月対談した時に教わったというフォームで、ノーバン投球を決めた。

 自己採点は41点と低めながら、氷川は「去年より良かったです。自分の中では届いたからいいかなと。去年は手を上げてなかったですね。手を上げると届く感じがしました。いろいろ教えていただくと勉強になりますね」と感謝した。

 水面で石を跳ねさせる水切りは得意だそうで、氷川は「海に石を投げて飛ばせるのはできます。そっちはけっこうプロ並みです。チャチャチャッと(水を切って)、き・よ・し、という感じです」と笑わせた。

 始球式前には、デビュー年の2000を背番にしたユニホームで、新曲「勝負の花道」を披露した。