オリックスは3年目吉田正の20号2ランも空砲に終わった。

 0-2の4回無死一塁。左腕ミランダの直球を「しっかりと強く自分のスイングをすることができた」と中堅右横へ。入団3年目以内の日本人選手のシーズン20号到達は、球団では88年藤井現打撃コーチ(20本=2年目)以来、30年ぶりだった。ただ、チームは6回に注ぎ込んだ中継ぎが誤算で一挙5失点。積極的な継投策に出た福良監督は「こっちの責任でしょう」と悔しさをにじませた。