3季連続で開幕ゲームを落としていた法大が、ドラフト候補の中山翔太内野手(4年=履正社)の2本塁打などで快勝した。

初回と9回に左翼席へライナー制の打球をぶち込んだ。「左手で捉える意識。ティー(打撃)では左肩を開かず、体のポイントで打つ練習をしてきた」と力まず左手1本で打つイメージを体現した。夏場の練習で、青木久典監督は最大600球を手投げして中山たちに付き合った。「よく打ちましたね。練習してきた『まさに』その打ち方だったと思います。三浦もよく投げてくれました」と、初先発初完投した三浦銀二投手(1年=福岡大大濠)とともにたたえた。